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STUDY KYOTO MAGAZINE

将来の就職活動に向けて~これから準備できること

将来の就職活動に向けて~これから準備できること

日本に留学中の皆さん、せっかく日本に留学したのだから、就職も日本でしたいと思いませんか?もちろん、卒業した後、帰国する留学生もいますが、日本で働きたい人も少なくありません。私も日本での就職を目指して、ゼロから就職活動を始めました。しかし、就職活動を進めながら、「もっと早めに○○を準備しておけばよかったな」という思いが何度も頭に浮かびました。この記事では、私のように日本での就職を目指す後輩の皆さんの参考になるように、将来の就職活動に向けて、早めに準備をしておいた方がいいことについて紹介したいと思います。

就職活動のスケジュールや流れを知る

就職活動を始める前に、まず日本の就職活動のシステムを理解する必要があります。大学・大学院・専門学校を新しく卒業する予定の学生は「新卒(しんそつ)向けの就職活動」をします。そもそも「就職活動とは何か」、「日本の就職活動にはどんな独自の特徴・ルールがあるのか」等の疑問を持っている方、ぜひ以下の記事を参照してください。

Study Kyoto Magazine「留学生のための日本の就活入門
日本学生支援機構(JASSO)「外国人留学生のための就活ガイド

また、就職活動用のウェブサイトを活用すると、より効率的に進めることができます。個人的な考えですが、「マイナビ」・「リクナビ」・「ワンキャリア」三つの就活サイトがおすすめです。「マイナビ」と「リクナビ」は業界によっておすすめの企業が検索できるだけでなく、会社説明会やインターンシップもエントリーできます。一方、「ワンキャリア」では、企業の過去問と先輩の経験談を見ることができるので、参考になると思います。

マイナビ https://job.mynavi.jp/2024/
リクナビ https://job.rikunabi.com/2024/
ワンキャリア https://www.onecareer.jp/

低回生から準備できること

通常、新卒向け就職活動が本格的に始まる時期は、卒業の1年半前頃、学部生であれば3回生、大学院であれば修士課程は1年目、博士課程は2年目の頃なので、低回生の皆さんは「まだ先のことだから、準備したくても準備できることはない」と思っているかもしれません。実は、就職活動は早い者勝ちです。就職活動スタート時期の直前には、するべきことがぎっしり詰まって、ゆっくり準備する時間はあまりありません。そこで、低回生から前もって準備できることを5つ紹介します。

 

1.語学の勉強

一般的に、留学生の強みと言えば語学力ですが、事情によって長所も短所もなりえます。例えば、英語が得意な留学生が外資企業に入った場合、日本語は日常会話レベルでも大丈夫かもしれませんが、日系企業に入ると厳しくなります。また、営業職のような人と接することが多い職種を目指す場合、仕事で使用する言語の語学力はもっと重要になります。なので、低回生の皆さんはまだ時間があるので、積極的に日本語や英語など必要な語学の習得を目指して努力し、語学力を長所にできるようにしましょう。

2.資格を取る

就職活動の時、学生からよくある質問で「語学や他の資格が必要ですか」というものがあります。企業側からはよく「必要ではない」と回答されますが、個人的には、資格を取ることは絶対損にはならないと思います。なぜなら、資格は、その人がどの程度能力があるのかを客観的に証明できるものだからです。語学の資格の例に挙げると、留学生が母国語以外の言語でどのぐらい話せるか、企業は疑問を持っています。しかし、面接の時間も無限ではないので、すべては確認できません。そんな時、履歴書に書かれた資格(日本語であれば日本語能力試験やビジネス日本語能力テストなど)があれば、それを基準に判断するという企業も少なくありません。そのため、低回生の間に、語学試験で高いレベルを取得したり、目指す仕事にかかわる資格を取ったりすることをおすすめします。

 

日本語能力試験
https://www.jlpt.jp/

ビジネス日本語能力テスト
https://www.kanken.or.jp/bjt/

 

語学以外に、学生がよく取る資格を紹介します。

まずは運転免許です。免許は特に営業職に必要とされることが多い資格です。持っていたら仕事だけでなく生活も便利になるので、一番人気がある資格だと思います。

免許以外には、IT業界を目指す人はITパスポート、経理職を目指す人は日商簿記検定もおすすめです。また、一般的に日本のオフィス業務ではMicrosoft Officeが使用されることもあり、Microsoft Office Specialist(MOS)の資格も就職活動で評価の高い資格の1つです。

 

ITパスポート試験 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

日商簿記検定 https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

Microsoft Office Specialist(MOS) https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

3.社会人基礎力を磨く

資格が取れたら就職できると思う人が必ずいますが、実は、日本の新卒向け就職活動ではポテンシャル採用といって、資格より人柄を重視した採用方式がとられます。人柄の中でも特に、立派な社会人になれるかどうかという点に着目しています。先輩社員さんに「一緒に働きたい」と思われるために、今から社会人基礎力を磨きましょう。とはいえ、何をポイントに磨けばいいのかわからない人も多いと思いますので、2つのポイントを共有したいと思います。

1つ目は、「主体性」です。「主体性」とは、自分の意志や判断に基づき、責任を持って行動することです。各企業の採用ページから見ると、「指示待ちにならず、自分で考えて、責任を持って行動できる」人材が欲しい企業が多いと思います。主体性を高めることは簡単ではありませんが、身の回りの生活から、自ら考えて選択する場面を増やしましょう。

もう1つは、「コミュニケーション力」です。「日本語でペラペラ話せる=コミュニケーション力が高い」という考えがよくありますが、実はそういうことではありません。ペラペラ話せても、相手の立場に立てず、相手の話に耳を傾けられないと、コミュニケーション力が高いとは言えません。また、自分の感情を伝えるために、表情や話のスピードも注意しましょう。

4.自己PRできるエピソードの準備

就職活動が始まって、エントリーシートや面接の時、一番聞かれる質問は「学生時代に力を入れたことは何か」です。勉強についてはもちろん聞かれますが、勉強以外のことからも人柄が見えるので、2つ以上のエピソードの準備が必要です。

日本人学生の場合、定番エピソードは「部活」と「バイト」での体験談です。そのほか、ボランティア活動や留学なども参加した経験があれば、その中で一番自己PRできるエピソードを選んで、詳しく話します。面接官も同じ部活をしていた経験があるかもしれないので、機会があればぜひ部活に参加してください。

しかし、大学卒業後日本へ来た私のような大学院の留学生の場合、日本で部活やバイトをすることはあまりないかもしれません。コロナの影響もあるので仕方がありませんが、その場合は、母国での経験や、現在学校で取り組んでいる研究のエピソードをまとめて、積極的に自己PRしましょう。

5.インターンシップの参加

「インターンシップは、3回生から参加すればいい」と思っている皆さんへ、アドバイスがあります。インターンシップの選択は無限ですが、時間は有限です。できるだけ多くの業界や企業を体験したいなら、大学に入ってすぐ、1回生から動きましょう。可能であれば、自分が興味を持っている業界以外の会社でも参加してみるといいと思います。インターンシップを通して、前に知らなかった業界や企業を体験でき、自分に合う会社や職種を見つけられます。まだ迷っている方、以下の先輩体験談を参考にしましょう:

「社会人としての練習 ~有給インターンシッププログラム体験談!~」

https://www.studykyoto.jp/ja/magazine/2020/09/29/internship-campus-plaza/

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