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STUDY KYOTO MAGAZINE

京都の地域活動に参加しよう!

生まれる時から始まる思いやり

ツアーでは、杉が植えられて育ち、加工され、製品になる過程を、順番に体験することができました。初めて訪れたところは杉の木が育つ森で、訪問した頃にちょうど、枝打ちが行われていました。上のいい枝だけ残し、根元の枝はしっかり切ることで、木の胴が真っ直ぐになり、丸く育つことができるといいます。杉の商品価値もさらに高くなるのです。

 

自分の手で直接、愛情をこめて

選別された杉の木は、杉の木を加工する工場に移動され、外側の皮を取り除き、なめらかにします。私も作業服を着て、ホースで外側の皮をはがす作業を直接体験することができました。水の方向をよく調節しながら杉の皮をはがしてみたら、思ったよりホースから水が出てくる力が強く、体が後ろに下がったりして楽しかったです。
こうして皮を取り除いた杉の木は、表面を滑らかにするため、昔ながらの方法では泥を塗ります。自分の手で直接時間をかけてこすってみると、肌触りも柔らかくなり、愛情がわいてきました。一本一本人の手で大切に育てられてきたこの木が、傷つかず良い物になって、人々に愛されるといいなと思いました。

最後に、杉の木を利用して「お箸」を作りました。自分の指にぴったり合わせて削ることは、そう簡単ではありませんでした。隣の人と形を比較し、スギの本来の色を活かすように努力しながら、楽しく自分だけの箸を完成させました。
帰り道の車窓からも、たくさんの北山杉が見えました。

北山杉、自然と人のつながり

他の地域に住む友人への記念品として、北山杉で作られた額縁も買いました。友人は「京都の香りがする」と喜んでくれました。
京都らしさというのは、自然と人がつながっていることにあると思います。 杉は日本中どこでも見られますが、京都で育てられる北山杉が特別な理由は、自然を大切に思う人々とのつながりがあるからではないでしょうか。

京都の一員として、ともに

交流会を通して、北山杉ツアーに参加しながら、留学生として、京都の一員として、積極的に京都を体験することができたと思います。一緒に京都の文化を作っていけるということがうれしかったです。
自分の役割があるということは、留学生にとって最も有意義なことではないでしょうか。これからも地域社会の活動に参加しながら、自分ができることをしていきたいと思います。 皆さんもぜひ参加してみてはいかがですか?