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STUDY KYOTO MAGAZINE

日本で理系の研究をしたい方へ!京都大学で免疫ゲノム医学を学ぶ留学生にインタビューしてきました

科学に興味を持ったきっかけは何でしょう?

Q:なぜ理系の分野を目指されたのですか?

尹さん:目指したきっかけとは少し違いますが、学部のときの指導先生がとてもいい先生だったので、研究を続けたいと思うようになりました。学部のときは生物工学の分野でお酒造りの研究をしていて、今とはずいぶん違う分野ですね(笑)
研究というものが好きなので、これからもずっと続けていきたいと思っています。

ロミナさん:私もアッザと同じく、どうかしていました(笑)私も仕事がありました、ネスカフェで栄養関係の部門で働いていて、しかも調剤会社とのとてもいい契約もあったんです。でも私は仕事を辞めてここに来ました。ビジネスの世界では心から満足することはできなかったんです。

私は何か病気を持つ人に対して形に残ること、人を助けることがしたかったんです。そして、私が思うところ、免疫学はとてもクリエイティブな分野なので気に入っています。なので仕事を辞めてMEXTの奨学金を受けることにしました。

その前は私はインドでバイオテクノロジーの修士号を取りました。修士の勉強を始めたときはイランではバイオテクノロジーは非常に新しい分野でした。みんなこの分野に意欲的で基金と研究所がイランで立ち上げられました。そこで私はインドに行ってこの分野を勉強してくることになったんです。でも、その過程で私は免疫学のコースに出会い、そちらに魅せられていきました。そこでバイオテクノロジーから免疫学へと専攻を変えました。
その後、私はイランに戻り、経済制裁の間、仕事を見つけることができました。誰にとっても仕事を見つけるのは本当に難しい時期でしたから、私は本当に幸運でした。

イランでは多くの若者が他国に移民しているので、MEXTの奨学金を得ることに対してすごく差し迫った思いがありました。でも、ついに奨学金を得ることができました。これは私にとっては大きなチャンスでした。
だから、私は荷物を全部まとめて、ここに来ました。

アッザさん:高校のとき、ガン治療についての本を読みました。不治と思われていた病気をどのように治療していくかが書かれた本でした。私にはそれがパズルのようで本当に大好きになりました(笑)そして医学校に入りたいと思ったときに、私は医学の研究室に応募しました。医師ではなく、分析する側に興味があったんです。でも、研究をやってみたいと思うようになりました。そして低予算で小さい研究プロジェクトをしている教授たちに出会い、講義の後にボランティアとして手伝いをさせてくれるように頼んだんです。夏の間も研究室に行っていました。

家族が「何をしているの?家にいなさいよ」と言っても「私は行くの」と言って。(笑)
だから、毎年、夏も大学がある首都にいました。家からはかなり遠かったので、普段は研究室にいて、週末だけ実家に帰る生活でした。
みんな親切で、研究室に泊まることを許してくれましたし。

私は研究の分野に強く興味を持ちました。大学のときから、ある先生がサウジアラビアとUAEの医大生のカンファレンスでプレゼンする機会を与えてくれました。私は医学部の学生ではなかったのですが。
結局、私は研究が自分の道だと思うようになりました。研究に導かれた形ですね。

私は奨学金を見つけ、腫瘍学の分野を勉強しようと思いました。
ガンについての本を読んだときから、ガンについて研究したいと思っていましたから。ということで科学の道を進みはじめました(笑)

Q:研究で一番楽しいと感じることは何ですか?

アッザさん:実験のための新しい手法を見つけたときですね。新しい手法を見つけることは、自分にとっては新しい能力を身に着けたように感じます。見つけた手法を他のプロジェクトにも活かせるかもしれないと思うとワクワクしますね。それが一番楽しいことです。

ロミナさん:私にとっては一番楽しいのはシンポジウムやカンファレンスに行くことです。みんな同じ免疫学の分野の研究をしているのですが、話してみると、自分が1の場所にいるとしたら、彼らは1,000まで登っているように感じます。(笑)どうやってその結果にたどり着いたか聞くことや、彼らの記事を読むことは、これからどれだけ自分が成長しないといけないかを教えてくれます。それが私の研究を楽しいものにしてくれています。

尹さん:研究室の雰囲気としては活気があって、みんな遅くまで残って頑張ることも多いです。ミーティングには教授も必ず出席され、学生との距離も近いです。
他の先生方も研究室の仲間たちも深い知識を持ちながら、どんな質問にも優しく答えてくださいます。尊敬できる方に囲まれて研究ができている環境ですね。

学生生活や休日は?

Q:学生生活はどうですか?

尹さん:修士のときの話になってしまうのですが、心に残っていることがあります。
そのころ宇治の日本語教室に通っていて、好きな本を持って行って自分の勉強したいことを勉強したり、先生に質問したりしていました。おじいちゃん、おばあちゃんが多い教室だったのですが、教室の外でも遊びに行ったり、とても楽しかったです。アットホームで落ち着く雰囲気でした。

ロミナさん:学生生活の話となると、私はほとんど大学に住んでいるようなものですね。週末もそうです。本当に大学の近くに住んでいるので。研究室にとても近いところに住んでいるので、週末も、研究室の仲間に会います。日曜日までです。今は、ちょっとおかしくならないと続けていけない毎日だなと思います(笑)
シンポジウムやカンファレンスは研究室の仲間ともっと仲良くなる機会ですし、逆に離れる機会でもあります(笑)他にも研究室にはお花見のイベントがあったりして、お互いの知らない一面を知ることができますよ。

アッザさん:私は人に会ったり、アクティブに過ごすのが好きなタイプなんです。だから、この6年間でやってきたことは数えきれないくらいあります。でも、大きく言うと私は書道、茶道、合気道(これは短期間でしたが)を通して日本の文化を学んできました。バドミントンも大好きです、なのでバドミントンにも打ち込んできました。週末には神戸で親を亡くした子どもたちにマッサージをするボランティア活動もしています。

それから、私はサイクリングも好きです。琵琶湖の周りを2日間かけて巡ってきました。ハイキングも大好きなので、年に何度も出かけますね。8時から6時まで、北山から嵐山までを歩くために、あえて一番寒い時期を選びました。ちょっとどうかしていますね(笑)

Q:留学を通して人間的に成長することができましたか。

ロミナさん:もちろん、成長することができました。ここに来るまでは、私はインドに留学していたのですが、私はいつも他の留学生に囲まれていて家から遠く離れて過ごしていました、実は人生のほとんどの間そうなんですけどね。私はいつも誤解を与えないように気をつけていました。なぜなら、異文化の中では、そういうことは本当によく起こったからです。異文化の中でのユニークなことは私を助けてくれることもありました。インドにいたときは瞑想をやっていました。こちらではサムライの精神を学んだことです、その勇敢さはいつも私を助けてくれました。
私は異文化や違う考え方の中で全てを吸収するようにしてきました。その全ては今の私の性格の一部になっています(笑)

アッザさん:私はここでたくさんの機会をもらいました。オマーンからやって来たとき、自転車に乗ることもできませんでしたし、走ることも全くできませんでした。自転車に乗ることはまずまずすぐにできるようになったのですが、最初はブレーキが問題でしたね(笑)
それから、走ることにも挑戦しました。鴨川を走っている人たちを見たとき、私も走れるようにならなきゃと思ったんです。今までの人生でランニングに行ったことなんてありませんでしたが、滋賀県の15kmのマラソンに登録しました。友達が何か月か一緒に練習してくれて、大会を迎えました。
私は大会の参加証明書をもらったとき、とてもうれしく思いました。それは、もし自分が挑戦すれば、そして練習すれば、自分にできるなんて思いもよらなかったものを手に入れることができる、と言ってくれているような気がしたんです。2時間走り続けるなんて思いもよらなかったことですから!自分の国では絶対できなかったと思います、暑すぎますから。
ここには川があり、涼しい気候がある。アクティブに過ごすにはぴったりです。ここでの暮らしは私に本当に合っていると感じます。

尹さん:たくさんありますね。一番は人に対する思いやりですかね。日本の方は相手の立場で考える方が多いと思うので、そこから学んだことは多いです。

日本、京都への留学を考える学生へのメッセージ

Q.京都に留学する学生におすすめしたいことはありますか?

尹さん:私の場合は特に来たばかりのころはお寺や神社をたくさん回りましたね。最近は休日は映画を見たりすることが多いです。
今も宇治の方へ行くのは好きですね。

アッザさん:私は学生はできること全てに打ち込んでみるべきだと思います。京都大学には「きずな」という留学生向けのラウンジがありますし、留学生に来てほしいと思う日本人の家庭があれば、ホストファミリーに立候補することもできます。京都大学にはチャンスがたくさんあります、だから学生の皆さんは研究室の中だけに自分を閉じ込めないでください。
できることがあるなら挑戦してみるべきです、少なくとも週末は。だって身の周りにこんなに楽しいことがあるんですから!Facebookグループを使うのもいいですね、”サイクリングin Kyoto”とか”ハイキングin Kyoto”とかね。

ロミナさん:それから、四条や祇園に行きたくない人っていますか?そのあたりには本当にユニークな通りがあります。日本人のホストファミリーにお世話になっていますが、ホストマザーが着物を持ってきてくれました。そして祇園では浴衣を着ることができますし、着物での暮らしを楽しむことができます。もし私たちのように研究を続けたい学生がいれば、日曜日が遊ぶチャンスです!(笑)

Q:京都で理系の学問を学ぶ学生にメッセージをお願いいたします。

尹さん:日本の研究室ではとことん打ち込む方が多いので遅くまで頑張る方も多いです。みなさんも自分の好きな分野を見つければ、全力で頑張ることができると思いますので、ぜひ好きな研究分野を見つけてくださいね。

アッザさん:学部生のとき、「自分の道を見つけよ」という英語の詩を書きました。その詩が本当に自分を突き動かしてくれています。
その詩は自分の大学の小さな冊子に掲載されました。
それは私がいつも自分自身や友達に送っているメッセージです。ぜひあなた自身の道を見つけてください。

詩のはじめに私は、「目的があれば希望は死なない。魂を高く掲げよ。挑戦の準備は出来ている」
私にとって、これは万人にとっての真実です。心臓が動いている間は歩みを止めないこと。絶対に諦めてはだめです。

ロミナさん:私は京都で学ぶということは本当にユニークなことだと思います。なぜなら先生たちがユニークだからです。
ほとんどの人が科学界で有名です。先生たちはいつも助けてくれますし、学生が結果を出すために導いてくれます。
ここで出会う人はみんなとても優しいです。
京都で科学を学ぶことは最高ですよ!

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