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STUDY KYOTO MAGAZINE

さぁ、本当の「京都」を探検しよう!-フリーペーパーEnjoy Kyoto-

さぁ、本当の「京都」を探検しよう!-フリーペーパーEnjoy Kyoto-

Enjoy Kyotoは京都を訪れる人に向けて英語で京都の情報を紹介するフリーペーパーです。ホテル、ゲストハウス、旅館などの宿泊施設、観光案内所、阪急電車駅構内、寺社仏閣など京都の様々な場所で手に入れることができます。実は京都のみならず、大阪や東京にも置かれているんですよ!
京都を深く知るEnjoy Kyotoのスタッフの皆様が思う京都の魅力とは何なのでしょう?気になりますね!
記事制作の工程、仕事をする上で大切にしていることなど、メディアや観光の分野を目指す方に役立つ情報もたくさん教えていただきました!

Enjoy Kyotoとは?

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左から代表:徳毛伸矢さん、翻訳監修:スティーブン・リッチモンドさん、ライター・エディター:武井聡子さん

Enjoy Kyotoの立ち上げ以前からずっとインバウンド業界に関わってきたという代表、徳毛さん。自ら作るメディアで外国の方向けの情報を発信したいと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

Q: Enjoy Kyotoをはじめたきっかけを教えてください!

徳毛さん

「Enjoy Kyotoは2013年にスタートしました。僕はそれまでもずっとインバウンドのメディアに携わっていました。2013年当時は、まだ東京オリンピックの話も何も決まっていなかったんです。でも、京都にはすでに外国の方がたくさんいて、その方たちに向けての情報が必要だと思っていました。そんな中でも、当時から言われていたのが「活きた情報」が少ないということ。だからこそ、過去の記事を掘り起こすのではなく、タイムリーかつ、深い情報を発信できるメディアを目指しました。当時、紅葉や春の桜などの情報はどこでもネットで取れると言われていた中で何か違うものができないかという思いを持って、仲間が集まったんです。」

Enjoy Kyotoでは、京都の伝統産業を支える人々や最新号のVR特集のように最先端の技術に携わる人々など、通常の観光情報誌とは一味違った情報を発信しています。ユニークな記事の秘密を探るべく、取材の工程をじっくり聞いてみましょう!お答えいただくのは、京都を代表する情報誌Leafでの記者経験もあり、現在はフリーランスとしても活躍されているライター兼編集者、武井さんです。

Q: 普段どういった流れで取材から発行まで進めていかれるのでしょうか?

武井さん

「Enjoy Kyotoではまずメンバーで編集会議をして、どんな企画にするか決めていきます。
今は1号1テーマで構成しているので、一つのトピックを深く掘り下げていきます。
前回テーマにしたVRの場合だと、京都のVRの現状を把握しているキーパーソンを発掘することから始めました。キーパーソンは、クチコミで情報を聞きまわっている中で、だんだん浮かび上がってくることもあり、それも面白さの一つですね。

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Enjoy Kyoto第1号 伝統木版画工房「竹笹堂」を特集

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Enjoy Kyoto第19号 VR(ヴァーチャルリアリティ)特集

キーパーソンが見つかると、まず話を聞きに行って、今の業界事情聞く中で、どこを取り上げたら面白いのか考えます。それをメンバーに持ち帰って、その号の方針を共有してから、各取材先にアポイントを取ります。

取材当日はライター、カメラマン、デザイナーが伺って、取材・撮影に入ります。

代表やリッチ(リッチモンドさん愛称)が加わることもありますね。その取材が素材集めです。

記事はまずライターが日本語で書きます。それを取材相手に確認して、チェックが済んだものを今度は翻訳家にお渡しします。翻訳された原稿をリッチが海外の方により伝わるように監修していきます。」

丁寧に段階を踏むことで信頼を築いていくのがEnjoy Kyotoの取材スタイル。人との縁を大切にするところも京都らしさのひとつだと感じます。

なぜ京都に心惹かれるのか?

さて、このように京都中を深く取材しているEnjoy Kyotoの皆様が思う京都の魅力とは何なのでしょうか。留学都市としての京都の魅力を伝えることを使命としているSTUDY KYOTOとして聞かないわけにはまいりません!

なぜ京都に心惹かれるのか?

まずはリッチモンドさんにお伺いいたしましょう。
リッチモンドさんはオーストラリアから日本に来られ、他の街から京都に通う時期を経て、京都に移り住まれました。現在は大学にて教鞭をとり、異文化コミュニケーションについての授業を担当されています。

Q: ズバリ、京都の魅力は何でしょうか?

リッチモンドさん

「京都の魅力が何かっていうと、僕たち外国人にとっては、行きやすいところではあるんだけど「ミステリー」がいっぱいある。つまり、閉まっている扉がたくさんある。その扉を開けるのがひとつの楽しみ。京都は何年住んでても、例えばこのオフィスの前の道でも通ったことなくて、いざ来てみると隣ですごく伝統的なものを作ってるとか、そういった発見があるんです。

例えばすぐ近くの安藤人形さんとか。100年近くの歴史があって、実は英語で広告とかも出しているんだけど。でも実際にその通りに行ってみないとわからない
安藤人形店の方は世界に日本の人形を広めたいという気持ちを持っていらっしゃる。広告もすごく細かくて人形の細かい名前とか全部書いてある、日本人も普通はもちろん知らないようなことです。そういう奥深さがあります。」

武井さん

「文化が多いことはもちろん、その文化に対して人生を費やしている人が多いところですね。ただ生きるための仕事じゃなくて、文化を生きることが自分の人生。

それぞれの専門家が持つ別の文化がつながって、混ざり合って、昇華していくのを見るのがまた楽しい。

ひとつの文化の洗練を目の当たりにできるというのが、魅力ですね。」

徳毛さん

「京都はひとつのテーマパーク。ここに来たら全てがある。仕事を始めてからそう感じるようになりました。
僕も京都の中でも田舎の出身なので、昔は清水寺もほとんど行ったことない感じでしたけど(笑)後、京都の人って入り込みにくいと言われているんですけど、逆に一歩入ってしまうと、すごく居心地がいいですし、人のつながりがある。だから、今京都だからこの事業ができているのであって、他の場所で同じことをやれって言われてもそれは無理なのかなと感じています。恵まれていると思いますね。

安藤人形店も最初は敷居が高く思いましたが、入ってみるとめちゃくちゃいい人でした。だから、一歩踏み出すのが大切かなと思います。」

では、そんな京都の魅力を引き出すEnjoy Kyotoのポリシーはどんなところにあるのでしょうか?記事を作り上げるうえで大切にしていることを教えていただきました。

記事作成の難しさと面白さにも迫ります!

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