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日本留学が終わったらどうする?JETプログラムで学校で先生になるのはどうでしょう?

日本留学が終わったらどうする?JETプログラムで学校で先生になるのはどうでしょう?

日本での留学は素晴らしい経験だったでしょうか。なかには絶対日本に戻って来たいと心に決めた人もいるでしょう。
少なくとも、この記事を書いている私自身はそう思いました。
私は日本で一年間の留学を終え、出身のアメリカに帰国し、大学を卒業後JETプログラムの参加者として日本に戻りました。

留学のプログラムによって異なりますが、多くの留学生の卒業のタイミングは日本で就職活動をする学生とは違うことでしょう。(日本の就職活動についてはこちらの記事に詳しく書いています。---)また、いわゆる典型的な日本企業の仕事には、あまり興味がない方もいると思います。そのような場合でも、特に英語のネイティブスピーカーには、教育業界で様々な選択肢があります。

留学生が日本に残るにはどんな方法があるの?

卒業後も日本に残りたい、そして、できれば都会に住みたいと思っている方も多いでしょう。
都市部では英会話学校がたくさんありますし、その地域の教育委員会と契約して民間のALT(英語教師アシスタント)を派遣するInteracはじめ、様々な派遣会社があります。
ただ、もし卒業後に歩んでいきたい道があれば、その仕事や企業についてインターネットで調べておくことがおすすめです。企業に対する評価や、ブログの情報、退職した従業員のその組織に対する書き込みなどが参考になります。

ALTとしての仕事を強く望んでいる皆さんには市や県の教育委員会に直接雇用されるという手段もあります。このような直接雇用は、時折サイト上に募集が出ますので、常に目を光らせておいてください。また、フォーラムに参加したり、関連するFacebookグループをフォローするのもいい方法です。

JETプログラム

schoolyard教育を専攻していない方でJETプログラムを卒業後のキャリアとして考えている方は少ないでしょう。キャリアとしてのみならず、経験としても検討したことがないかもしれません。日本で最大のプログラムであるJETにはTeaching(教える)という言葉が含まれていますが、教育を専攻していることや教員免許は必須ではありません。JETはJapan Exchange and Teaching Programmeの略称です。(Exchange(交流)が先に来ていることに注目してください!JETは「草の根の交流」を最も大切にしています)
JETプログラムは1987年に設立され、多くの参加者を日本の地域社会(特に中・小規模の都市)に派遣してきました。参加者にはALT、CIR、SEAという3つの職種があります。

ALT(Assistant Language Teachers)は日本人の先生の英語の授業をサポートしたり、自分で授業をします。ALTの場合は日本語の能力は必須ではありません。CIR(Coordinators for International Relations)の場合は、かなり日本語に習熟していることが求められます。CIRは地方自治体での活動を通して国際交流を促進するために働きます。
少人数ですがSEA(スポーツ国際交流員Sports Exchange Advisors)という職種もあります。

多くの民間企業と同じようにJETも1年ごとの契約となっていますが、JETのプログラム参加者の場合は5年間再契約ができる可能性があります。

プログラムの参加者は増加しており、(2016年現在、約5,000人のJETプログラム参加者が日本で生活しています)、少しずつ以前より都会に派遣されることも増えてきました。ですが、JETプログラムの参加者の大部分は大都会から離れた地方に派遣されます。JET経験者の私から、これからJETに参加される皆さんに「田舎に派遣されるからといって参加をやめないでください」ということをお伝えしたいです。このプログラムの一番の魅力は地元の生活にじっくりと馴染むチャンスであることだからです。ここでの「地元」とは、京都の美しい隣人である宇治や、四国の端にある人口2,000人の青々とした農村などです。多くの場合、都会ではなく、どこかの地方都市に派遣されます。ただ訪れるだけではなく、その地で暮らすことで、地元の人と知り合うことができます。

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私はJETでの3年間を人口50,000人のかなり田舎と思われる地域で過ごしました。(私の出身地より人口は多いですが、田んぼも多かったです)その町では電車は1時間に1本しか来ません。そこで、私は、京都で多くの人がそうするように、自転車で、畑や川を越えて職場に通っていました。(すぐに自転車で歌わない方がいいということを学びました。「自然豊か」とは、大量の虫のことも意味するからです!)

その町での暮らしが終わるころには、「こんなにこの町のことを知るようになるなんて」と驚きました。私は高校生とそれより下の子供たちはほとんど知っていましたし、道ですれ違う小学生は誰もが、私をファーストネームで呼んで、手を振ってくれました。(彼らは私がすることを、いつも興味津々で見つめてくれました。例えば地元のスーパーでブロッコリーを買う瞬間も!)私は地元で自分たちの名前を付けたレストランを営んでいる家族と知り合いました(知り合いすぎたと言うべきかもしれません:地元のお店でニンジンを買っていると、食料品店の息子さんにプロポーズされました!)、そして、出かけるときは必ず誰かが手を振ってくれました。

田舎に住むというのは一見大変なことに思えるかもしれませんが、この特徴がないと、プログラムの一番の美点である町やそこに住む人々を深く知るということはできません。(京都の留学生の皆さん、関西弁は面白いと思いますか?まだまだいろいろな方言と出会えますよ!)

プログラムを通して、オフィスワーク以外の日本の仕事を経験することができるでしょう。卒業後、どんな場所で次のキャリアを始めるかはあなた次第です。