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STUDY KYOTO MAGAZINE

京都で見つけた韓国 ~食生活の視点から~

京都で見つけた韓国 ~食生活の視点から~

 留学は学問や語学の習得だけではなく、その国・地域の文化や歴史など、身をもって経験できる貴重な機会です。一方で、外国生活上、克服すべき困難もあります。その1つが外国での食事ではないでしょうか。

 今回の記事では京都の大学で留学生活を送る韓国人留学生が、「京都で見つけた韓国」をテーマにし、韓国人として「実は、京都でも様々な韓国料理や食事に接することができる」という情報を、実際のエピソードを交えてお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね!

(1) 留学前~京都到着直後

私は韓国出身で、同志社大学に通う留学生のナヒョンです。京都に住んで3年目になるので、こちらの生活環境にも慣れましたが、留学が決まったころは不安でいっぱいでした。というのも、韓国以外の国で長期に住むということが初めてだったからです。

私が在学中の同志社大学から合格通知書をいただいた後に、日本生活のためにいろんなものを準備していた頃、果して「和食が口に合うのかな」、「韓国料理が食べたくなったらどうしよう」といった「食事」に対する心配が先に立ちました。

写真の中の大きなスーツケースが見えますか? これは、同志社大学の学生寮に到着した直後に撮影した写真です。2019年3月20日、入学式を10日後に控えて、関西空港から少しの間お世話になる大学の寮まで、一人で30キロ近い荷物を持っていかなければならなかった記憶は今でも忘れられません。あんなに重たい荷物を運んだのは、後にも先にもあれっきりです。本当に重かったです。その巨大スーツケースの中身は何だったかというと、主にお母さんが「持って行きなさい」と用意してくれた、私が好きな韓国料理の食材でした。お母さんも、京都では韓国料理があまり食べられないかもしれないと心配して、色々と用意してくれたのです。スーツケースは本当に重たかったのですが、お母さんの気持ちも一緒に満たされている気がして、とてもありがたかったです。

いつの間にか京都生活3年目になった今、 あの時を思えば日本生活に対する知識があまりにも足りなかったと感じますが、これはこれでいい思い出です。

(2) 留学3ヶ月経過:京都のスーパーで「韓国」を見つける!

京都の一般的なスーパーでもかなり多くの韓国商品が売られているという事実、ご存知でしたか?来日して3ヶ月経過した時、同じ学生寮に住んでいた韓国人の先輩とたまたま知り合って、大学キャンパスの周辺を紹介してもらったことがありました。お母さんがスーツケースに入れてくれた韓国食材のストックがどんどんなくなっていたタイミングだったので、主に食事に対する悩みについて相談しました。私の話が終わったとたん、「そんな悩む必要なんてないよ」と言われたのをきっかけに私を近所のスーパーに連れて行ってくれました。日本でもよく知られているキムチは売っているだろうと予想していましたが、韓国料理を作る時に必要な調味料まで売っているとは思いませんでした。それを見つけた瞬間、最初はうれしい気持ちでいっぱいでしたが、事前に知っておけば重たい荷物を持ち込まなくてよかったのに、と複雑な気持ちになったのは、言うまでもありません…。(苦笑)

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