留学生座談会:「体験して初めて分かった!」留学生が語る日本伝統文化の魅力
2026.07.13
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2026年6月5日(金)、Study Kyoto留学生PRチームのメンバー3名に集まってもらい、「京都で体験する日本伝統文化」をテーマに座談会を開催しました。
京都で学ぶ留学生たちは、授業や体験イベント、日常生活を通してさまざまな日本伝統文化に触れています。どのような体験をし、何を感じたのか。それぞれの発見や、学びについて語ってもらいました。
座談会参加者

アメリカ出身。同志社大学大学院に在籍

ベトナム出身。京都外国語大学4回生

タイ出身。京都芸術大学1回生
学校で体験した日本伝統文化
Q)まずは、これまでに体験した日本伝統文化について教えてください

- マヤ
- 私は同志社大学に進学する前に通っていた京都文化日本語学校で、いけばなや日本舞踊、和菓子づくりなどを体験しました。学校では『文化デー』というイベントが半年ごとに開催されていて、多くの文化に触れる機会がありました。特に印象に残っているのは、芸妓さんが学校に来てくださったことです。直接お話を聞くことができて、とてもワクワクしました。
- マーディ
- 僕はいくつかのイベントで体験した和太鼓ですね。実際に叩いてみるとゲームセンターにあるものとは全く違い、迫力があってすごく楽しかったです。
また、大学の中に『春秋座』という大きなステージがあって、落語や歌舞伎も鑑賞しました。学生料金で気軽に見られるのも魅力だと思います。 - ミンクアン
- 大学の授業で能や狂言について学びました。その後、無料チケットをもらって実際の舞台を鑑賞したのですが、とても面白くて印象に残っています。授業だけではわからなかった言葉や表現も、実際に舞台を見ることで、こういう意味だったんだと理解が深まりました。


Q)変わった体験や、特に印象に残っている体験があれば教えてください

- マーディ
- 僕は日本語学校へ通っていたときに経験した畳作りです。小さいサイズですが、大きな針と糸を使って自分で畳を作りました。実際に触れてみると、畳が想像以上に硬くてびっくりしました。畳作りを体験できる機会はなかなかないと思うので、とても面白かったです。
- ミンクアン
- 珍しいですね!僕はやったことないです。
- マヤ
- 私もないです(笑)。面白そうですね!
ちなみに私は、大学院の授業で訪れたお茶の老舗『一保堂茶舗』で聞いたお話が特に印象に残っています。最近は世界的な抹茶ブームの影響で、抹茶用の茶葉の生産量が増え、逆に煎茶やほうじ茶が手に入りにくくなっているそうです。それを聞いたときは、とても驚きました。日本文化としてのお茶だけでなく、その裏側にあるビジネスや社会の変化についても知ることができ、とても興味深かったです。
Q)体験前と体験後で日本伝統文化に対するイメージは変わりましたか?

- マヤ
- 変わりましたね。以前は日本文化に、「決まりごとが多くて堅い文化」というイメージがありました。
実は今、茶道の体験施設でアルバイトをしているのですが、そこで学ぶうちに、一つひとつの所作に意味や歴史があることがわかりました。知れば知るほど奥が深く、日本文化に対するイメージは、「複雑で面白い文化」へと変わっていきました。 - マーディ
- 僕は、イメージが変わったというより、日本文化への理解が深まったと感じています。さまざまな伝統文化に触れる中で思うのは、日本人が特に礼儀や感謝を大切にしているということです。
- マヤ
- そうですね。私もアルバイト先で、お客様だけでなく、一緒に働いている仲間からも「ありがとうございます」と言われることがよくあります。最初は驚きましたが、その影響で私も感謝の言葉を伝える機会が増えました。
- ミンクアン
- 僕は、何百年も前の文化が、今も多くの日本人によって大切にされていることを知り、素晴らしいと感じました。
能や狂言もそうですが、日本では伝統文化を守ろうとする意識が強いと感じます。ベトナムにも歴史ある文化がたくさん存在するので、それらが日本のように受け継がれ、世界中に広がっていけばいいなと思いました。

Q)日本伝統文化に触れたことで、新たにできた趣味や習慣があれば教えてください。

- マヤ
- 私は抹茶を飲むことが習慣になりました。以前はコーヒーを飲むことが多かったのですが、茶道について学んだことをきっかけに、抹茶の味を楽しめるようになりました。最近は家でも抹茶を点てて飲んでいます。お気に入りの茶碗もあって、抹茶を飲む時間が毎日の楽しみの一つになっています。
- ミンクアン
- 僕は直接文化体験とは関係ないのですが、さまざまな体験イベントに参加する中で、散歩やハイキングが趣味になりました。京都の街並みや風景が好きで、時間があるとよく出かけています。バスに乗って行ったことのない場所へ行き、景色を眺めながら歩くだけでも楽しいです。日本に来る前にはなかった趣味ですね。
- マーディ
- 京都の街並みや風景自体が他の国にはない文化ですよね。僕も日本に来てから自転車によく乗っています。京都はコンパクトな街なので、思い立ったらすぐに神社やお寺、スーパーなどへ行くことができます。自転車で自由に街を巡るのが日課になっています。

まだまだ広がる、日本伝統文化への興味
Q)これから挑戦してみたい文化体験はありますか?

- ミンクアン
- 茶道について学んでみたいです。アルバイトをしている日本語学校で、新入生と一緒にお茶を飲む機会もあるのですが、僕はまだ、お茶の飲み方や和菓子の食べ方など、茶道の作法について何も知りません。なので勉強してみたいと思っています。
- マーディ
- 僕は日本のお祭りに参加してみたいです。京都にはさまざまなお祭りがありますが、まだ葵祭しか参加したことがありません。あと4年間大学へ通うので、その間に祇園祭や時代祭など、なるべく多くのお祭りに参加したいです。
- マヤ
- 私は芸妓さんや舞妓さんの文化について、もっと知りたいです。
茶道体験施設でのアルバイトとは別に、観光ガイドのアルバイトもしているのですが、案内先でもよく芸妓さんや舞妓さんを見かけます。彼女たちは本当に美しくて素敵です。以前にも何度か体験イベントで質問する機会はあったのですが、もっとカジュアルな雰囲気で色々なお話を聞いてみたいです。

Q)これから京都へ留学する方に、ぜひ体験してほしい日本伝統文化はありますか?

- マーディ
- 一つだけ選ぶのは難しいですね(笑)。
でもせっかく日本に来て、勉強ばかりしているのはもったいないので、できるだけたくさんの伝統文化を体験してほしいです。 - ミンクアン
- 僕もそう思います。勉強ももちろん大事ですが、観光では味わうことのできない文化体験をたくさんしてほしいです。留学生向けのウェブサイト『京都市国際交流協会』にイベントの情報がたくさん掲載されているので、おすすめです。
- マヤ
- 私も同じウェブサイトを使っています!京都には日本伝統文化に触れられる機会が本当にたくさんあります。だからこそ、京都でしかできない経験をぜひ楽しんでほしいです。








