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STUDY KYOTO MAGAZINE

京都でパティシエ(お菓子職人)になろう!

カフェ・洋菓子・パン体験

和菓子の次はカフェ体験です。カフェと言えばおしゃれってイメージなので、オープンキャンパスで一番楽しみにしていた体験です!笑顔がすてきな先輩たちが出迎えてくれて、非常に居心地がいいカフェでした。

ここでの体験はなんとパフェ!しかも、いちごかマンゴー、二種類のメニューから選べるところもなおグッドです!

私はここでマンゴーパフェに挑戦しました。はじめてクリームを絞る不器用な私にも、ここの先生・先輩方は丁寧に優しく教えてくれました。

はい!出来上がりはこんな感じです!どうですか?一口食べてみて・・わ〜!夏にぴったりの味です!

食べながら、ここの日本人の先輩から、楽しい授業の様子や学校生活について生の声が聞けて、ここに進学したら、と想像がふくらみました!

カフェの次は洋菓子です。ここでは桃のコンポートに挑戦!意外と簡単に作れてびっくり!できたゼリーはとてもさっぱりとして、フルーツの香りがいっぱいでした!

最後はパン体験。とかしたチョコをパンにかけるので、ちょっとバレンタインを連想しました。しかもパン作りの先生が若くて、なんとここの卒業生でした。先生はすごく活発で冗談も良く通じる方で、最後まで楽しく体験することができました。

留学生の先輩にインタビュー

今回はオープンキャンパスのついでに、この学校で和菓子作りを学ぶ台湾出身の留学生、張(チャン)さんにインタビューができました。

取材チーム:入学のきっかけは?

張さん:もともとは東京の語学学校に通っていましたが、昔から和菓子が好きで、そこでネットで色んな資料を調べて、この学校を見つけました。学費が他の製菓学校より安くて、負担も少なく、また京都の雰囲気にも憧れていたこともあり、ここにしました。

取材チーム:入学前にオープンキャンパスに来た時は?

張さん:みんなは思ったよりも親切で、私が外国人と分かると留学生の入学コースなどを分かりやすく説明してくれました。

取材チーム:オープンキャンパスの申し込み方は?

張さん:ホームページに書いてあった電話とメールのどちらも申し込みました。

取材チーム:台湾から日本に来るのに大変だったことや注意することは?

張さん:最初はビザの問題でかなり困りました。また私は台湾にいた時にすでにN2の資格を持っていましたが、台湾でなかなか日本語を話す機会がなく、入学後に授業で困るんじゃないかと思ったから、最初は東京の語学学校に1年間通いました。

取材チーム:気になる外国人留学生の入試や入学条件は?

張さん:私の場合は書類審査+面接だけでした。もちろんN2に合格していることが最低条件です。

取材チーム:合格するため、面接にはどんな対策が必要?

張さん:まず、ちゃんと試験官の質問の意味を理解することがとても大事です。その上で、自己アピールで自分がここに入りたいという強い思いをしっかり試験官に伝えることが一番大事です。

取材チーム:留学生に対する支援は?

張さん:奨学金の支援はありますよ!また教務には留学生担当の職員さんもいます。私自身も奨学金に合格した一人です。留学担当の方も面倒見がよくて学校の留学生支援には満足しています。

取材チーム:授業内容やその感想は?

張さん:私は二年コースを選びました。今はまだ1年目なので、基礎をしっかり固めることが求められています。基礎授業ではいかに市販のケーキみたいに完璧に作るかということを強調される授業が多かったです。
私は昔、日本の料理屋でバイトしていた経験があって、作るという作業自体はある程度できました。
ただ、日本人と班になって一緒に作業することにかなり緊張していました。でもクラスメイトはみんな優しくて、最近はだんだんそれに慣れてきました。

取材チーム:留学生にはどの学科が一番人気?

張さん:やはり日本を感じさせる和菓子コースが一番人気ですね。

取材チーム:卒業後の計画は?

張さん:私はずっと自分の店を持つのが夢です。ここを卒業した後は台湾に帰って日本の和菓子専門店を開くつもりです。

取材チーム:最後に留学を考えている後輩に対して何かアドバイスをお願いします。

張さん:日本に来て、正直辛いと思った瞬間もたくさんありましたが、自分の国では体験できないこともたくさんありました。また京都に来てから、日本の文化をより深く理解できました。

私は辛い時にいつも、最初日本に来た時の目的を思い出して、よし!またがんばろう!と自分を励ましてきました。だからこれから日本に留学したい後輩たちには初心を忘れないでほしいと思っています。

終わりに

オープンキャンパスの体験は盛りだくさんで、京都製菓製パン技術専門学校の魅力がいっぱいでした。ここで出会った学校の先輩たちもみんな、ずっと笑顔でいろんな質問を答えてくれたり、話が苦手な参加者に声をかけたりしていて、やさしい方ばかりでした。

また、学校というと座って勉強というイメージしかない私にとっては、実際に自分たちでお菓子を作るという実習はとても新鮮な体験でした。お菓子作り素人の私でも一日だけパティシエになれた気分でした!

みなさんも京都でお菓子作りのプロをめざしてみませんか?

(文:京都大学 黄思瑜)

京都製菓製パン技術専門学校ホームページ
https://www.kyoto-seikagijyutsu.ac.jp/

京都製菓製パン技術専門学校ホームページ(for International Students)
https://sites.google.com/st.taiwa.ac.jp/global/seika?authuser=0

Study Kyoto京都製菓製パン技術専門学校ページ
https://www.studykyoto.jp/study/vocational/kyoto-seikagijyutsu/

Study Kyoto MAGAZINE「京都で料理人になろう!」
https://www.studykyoto.jp/magazine/2018/04/19/become-a-chef/

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